超高密度NK細胞療法について

強力な抗がん力を発揮する“スーパーNK細胞”

免疫解析の結果でNK活性が低い方
手術組織を用いた免疫染色でClass1抗原がほとんど認められない方
  • 超高濃度ビタミンC点滴の併用で効果が高まる
  • 密度の高い培養で抗がん力をより強化
  • 通常1~2週毎

超高密度NK細胞療法は、分子生物学的新手法による最新の免疫細胞治療です。従来型のNK細胞療法に比べ、抗がん酵素や抗がん免疫物質をより強力に活性化させて、がんの殺傷能力を高めたいわば“スーパーNK細胞療法”です。

超高密度NK細胞療法とは

体内のNK細胞が持つ抗がん物質(抗がん酵素やインターフェロン)を分子レベルで超高密度に培養し、NK細胞を豊富に増産し活性化させます。これを点滴で体内に戻すことにより強い抗がん力を発揮します。
この免疫療法を行うにあたって、樹状細胞の補助力や良性の免疫物質などが不足していると十分な治療効果が得られない場合があります。当院では、超高密度NK細胞療法を行う前に、免疫解析検査で樹状細胞の働きやNK細胞物質の量を正確に調べた上で治療を行うことをおすすめしています。
また、この療法は超高濃度ビタミンC点滴との相性がよく、抗がん力の相乗効果が期待できます。

スーパーNK細胞ががんを攻撃するしくみ

スーパーNK細胞ががんを攻撃するしくみ

NK細胞はもともと即効性と攻撃性があり、細胞中にあるITIM(抑制性受容体)によって正常な細胞は攻撃しないが、糖鎖(がんの糖質)によってがんを察知すると、ITAM(活性化受容体)を刺激してがんを攻撃し始める。
抗がん酵素を強力に活性化する事で、がんの殺傷能力を高めたスーパーNK細胞は極めて強力で即効性のある抗がん力を発揮する。

採血 1回 約22mL
リンパ球培養期間 約2週間( 個々の治療内容により培養法や日数が異なります)
特殊型リンパ球投与法 点滴
スーパーNK細胞ががんを攻撃するしくみ

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更新日:2017年6月17日